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大腿骨上部の骨折の違い
大腿骨上部の骨折の違い
2018年6月22日、夕方5時に1本の電話が入りました。

義母が大腿骨を骨折し、救急病院に搬送されるとのことでした。

気が動転しかけましたが、鍼灸学校時代に勉強したことを思い返し、心を落ち着かせ、病院へ向かいました。

診断名は、「大腿骨転子部骨折」。

股関節は、骨盤と大腿骨(太ももの骨)の骨頭が繋がってできてます。
その大腿骨骨頭の繋ぎ目が折れた病気ですが、折れた部位によって治癒期間や予後の良好度が異なります。
簡単に言うと、大腿骨上部の骨折には3種類あり、「大腿骨頸部骨折」は手術しても後々壊死して歩けなくなる可能性が高く、「大腿骨転子部骨折」や「大腿骨転子下骨折」はその可能性が低いです。
それでも、今でも2人に1人の割合で、なんらかの障害を持つ骨折です。

立ったまま靴下を履こうとして、転んで股関節を打ちつけてしまったとのこと。
あと数年で喜寿の高齢なので、ちょっとしたことで骨を折りやすい年齢です。

義母の世話を加味して治療院を立ち上げ、少しでも面倒を見られるようにと思っていたのですが、しばらくは治療院と別に病院へほぼ毎日通う日々が続きます。
治療院不在の時間が多くなるかもしれません、またお電話やメールなどをいただければ、できる限り対応していきます。

宜しくお願いいたします。